こんにちは、yukiです。
本日は、ブラインドサッカー日本代表キャプテンを務める川村怜選手をピックアップしますよ♪
川村 怜さんのプロフィール

生年月日 1989.02.13
性 別 男性
身 長 169㎝
体 重 63㎏
出生地 大阪府 東大阪市
所 属 アクサ生命保険/Avanzareつくば
ポジション クラス FW,MF
【主な成績】
2014年 インチョン2014アジアパラ競技大会(韓国) 銀メダル
IBSA世界選手権(東京) 6位
日本選手権 ※MVP受賞
2015年 IBSAソウルワールドゲームス(韓国) 5位
IBSAアジア選手権(東京) 4位
クラブチーム選手権 ※MVP受賞
2016年 ネイションズカップライプツィヒ2016(ドイツ) 優勝
2017年 IBSAアジア選手権(マレーシア)5位
川村怜選手の経歴
川村 怜(かわむら りょう)さんは、ブラインドサッカー日本代表キャプテンです。
現在は、アクサ生命保険にセラピストとして勤め、つくば市のブラインドサッカー・チーム「F.C.Avanzareつくば」に所属していいます。
大阪府東大阪市出身の川村さんは、小学1年から少年サッカーをはじめました。
しかし5歳のころぶどう膜炎を発症し、視力が著しく低下していったそうです。
6年の時に「プロサッカー選手になる」と宣言したものの、中学に入学すると、両親や担任から「危険」と諭され陸上部に転向し、高校まで続けたそうです。
プロサッカー選手になる夢をあきらめきれず、嫌々取り組んだ中距離だったが、そこで鍛えた脚力がブラインドサッカー選手としての武器の一つになっています。
川村さんは学業も優秀だったようですね。
高校は英語科だったそうで、その理由は、「漢字はぐにゃぐにゃして見えるので国語は苦手だったけど、アルファベットや数字は認識しやすいので好き」だったから。
勉学の環境に恵まれていたそうで、高校時代の先生が成績優秀な生徒や字のきれいな子を選び、川村のサポートに当たらせたそうです。そんな周りの支援もあり、国立の筑波技術大学に合格しています。
筑波技術大学へは、鍼灸マッサージ関係の資格取得を目指して進学を決めたそうです。
大学で東洋医学を学びながら、大学1年の夏、隣のコートでブラインドサッカーに興じている一人の選手にくぎ付けになったのが、ブラインドサッカーを始めたきっかけでした。
「アイマスクを付けているのに、ドリブルでディフェンスをかわし、キーパーと駆け引きしてゴールを決める。心が激しく震えました。あの人のようなプレーがしたい、って。あの一瞬が僕の人生のターニングポイントになったのです」
大学入学当初のころまでは弱視だったそうですが、2009年ころにはかなり見えづらくなり、2013年には全盲と診断されました。
当初、アイマスクをしてプレーすることが恐怖だったそうですが、2013年に全盲と診断され覚悟ができたそうです。
大学卒業後、アクサ生命でセラピストとして働きながら、ブラインドサッカーの練習に励む川村さん。
視覚に代わる情報収集器官として聴覚を磨いてきましたが、まだまだ能力は開発できるはずとのことです。
2013年3月、日本代表に選出された初戦であるブラジルとの親善試合で、代表初ゴールを奪いました。
3月20日、フットメッセ大宮で行なわれたこの試合で、川村は2点先行された後半終盤48分に、日本代表唯一のゴールを挙げています。
2014年の日本選手権では、MVPに選ばれました。
2016年には、ブラインドサッカー日本代表キャプテンに任命されています。
ブラインドサッカーとは

ブラインドサッカー(フィールドプレーヤーは全盲の選手)は、フットサルコートと同じ広さで、両サイドに高さ約1メートルのフェンスが設置されたピッチで行われる競技です。
フィールドプレーヤー4人、ゴールキーパー(GK)1人の計5人で戦います。
フィールドプレーヤーは公平を期す(全盲でも光を感じられる人まで幅がある)ため、全員アイマスクを着用。
ボールが転がる時に出る音を聞きながらドリブルやパスで相手陣内に攻め込みます。
ゴール裏の「ガイド」とサイドに立つ「監督」は、味方にゴールの位置や距離、角度などを声で伝えることができます。ガイド、GKは目の見える人が務める。試合時間は前・後半各20分。
【東京2020パラリンピック実施種目】
・男子
川村 怜選手の強みとは?
それは、陸上時代で培った脚力と相手の気配を立体的に処理する空間認知能力。
「視覚から得た情報も聴覚から得た情報も、脳の中では同じイメージなんです。だから僕は、聴覚で得た情報で晴眼者と同じようにプレーできる。つまり、相手の気配を立体的に処理できるんですよ」
視覚ではなく聴覚で得た情報も、脳で処理されれば同じようなイメージを作り出し、それに基づいて判断、行動ができると言うのです。視覚障害者の誰もが川村さんと同レベルの能力を獲得できるものではありません。
日常生活から耳を澄まし、神経を研ぎ澄ませて微細な音や気配をキャッチする。そんな強い意志が空間認知能力を磨き、聴覚で映像を感じ取れるようになるのだそうです。
「例えば、声のする方をピンポイントで指さしてみる。距離、場所、立っているか座っているかの状況などを言い当てるのは、日常生活でも練習できます。要は、それを日常でどれだけ意識し続けられるか。意識を高めていなければ、情報も入ってこないし、空間認知能力も磨けない」と川村さん。
また、川村さんは、「ブラインドサッカー界のメッシ」といわれるブラジルのリカルド・アウベスに似ているとも言われています。
リカルドはブラジル4連覇の立役者です。
リカルド選手が来日した際、あるテレビ番組で彼の脳をスキャンして分析したそうです。
分析した結果、スピード感あふれる変幻自在のドリブルは、類まれな聴覚と空間認知能力から生み出されていることが分かったそうです。
脳の視覚領域が目で見た映像ではなく、耳で聞いた音を処理できるように「進化」しているということなんですね。
川村選手がブラジルを意識しているは、リカルドの存在もあるそうです。
「比べられるのは嫌だったけど、脳科学の分野から分析され、自分自身でも納得することが多分にあった。裏を返せば、まだまだ未知の能力に出会える可能性があるということ。新しい自分に出会うためにも、メダル獲得という2020年の目標は高く掲げたい」との意気込みを語っています。
今後の川村選手の活躍が楽しみですね♪
川村選手は結婚しているの⁉年収は?
川村選手が結婚しているか調べてみましたが、そのような話は出ていないので、現在は未婚だと思います。
そして、年収に関しても詳しいデータは出ていません。
また、わかり次第この辺りも詳しく載せていきますね♪
本日は、ブラインドサッカー日本代表キャプテンを務める川村怜選手をピックアップしてお届けしました。
ご訪問ありがとうございました☆
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